小山宙哉の映画がエエガナ---『レヴェナント』編【コヤチュー部プレミアム会報誌試し読み第三弾】
こんにちは!
宇宙兄弟スタッフの近藤です!
昨年末に宇宙兄弟公式ファンクラブ「コヤチュー部プレミアム」の会報誌が
公開されました!
先日、2つ
試し読み記事を投稿させていただいたのですが、
今回はその第3弾として、新たな記事をお見せします!^_^
ここで、お見せするのは「小山宙哉の映画がエエガナ」の記事です!
「映画がエエガナ」とは、
小山宙哉と一緒の映画をみて、感想を言い合おう!というコーナー。
今回のお題映画は『レヴェナント:蘇えりし者』です。
できれば....
『レヴェナント:蘇えりし者』を通しで観たあとに、小山宙哉の解説を読んでいただくと、
よりこちらの記事を楽しめます!
もちろん映画を見ていなくても、漫画家さんならではの視点が学べて楽しいです!
ーリアリティについて
「本当に熊に襲われているんじゃないか?」と最後まで疑ってた。
僕は動く熊を見たことがないけど、鳴き声、どすどすした足音が相当リアル。
リアリティへのこだわりは「痛み」にもあったね。伝わる「痛み」を描き分けていて、
グラスが撃った銃の痛みは、観ていてもピンとこない。
だけど、銃を捨てたあとに刃物での斬り合いになった途端、痛々しいバトルになる。
斧で切られて指が吹っ飛ぶ瞬間は、こっちにも痛みが伝わって「ギャッ」となる。
刃物による痛みが見ていて伝わりやすいのは、
多くの人がカッターや包丁などの刃物で怪我をした経験があるから。その痛みは、人類共通なんやなと。
ーあらゆる表現で「復讐」を印象づける