小山宙哉ラジオ「ノンノ・バビア」第62回「キャラクター誕生秘話 福田」


コヤチュー部プレミアム会員に向けて絶賛配信中の「小山宙哉のノンノ・バビア」。
キャラクターの創造秘話や小山さんの好きなマンガや映画を掘り下げていく企画。
ときには、おたよりを元に本気の妄想をしてみたり。
毎回バクバクなおしゃべりを、ほぼ全文テキストにしてお届けします。

「マンガに登場するキャラクターは作るのではなく、出会う」と表現されている小山さんに、その出会いを聞いてみましょうというコーナーです。
今回は、
閉鎖環境試験A班として、ムッタ・せりかと一緒に受験した3人について、
一人ずつお聞きしていきたいと思います。
それぞれにお便りが来ております。早速、お一人目。ラジオネーム「まいまい」さん。
「私は福田さんが大好きです。『私の夢は年を取っていない』という言葉にとても感銘を受けました。そんな福田さんの誕生秘話をぜひお聞きしたいです。さらに小山先生の年を取らない夢もお聞きできたらなお嬉しいです」


ありがとうございます。
(福田は)特にモデルとかを作らず「その場のノリ」でテキトーに描いた顔。
JAXAの試験を受けに来ている人をたくさん描かないといけなくて。
だけど残っている人たちなんで、今後何か関わってくるかもしれないみたいな雰囲気もあるんですよ。
福田を初めて描いた時は、たぶん小さいコマだったと思います。
一言喋ってるくらいのコマ。その時はね、特にこの人が今後どうなるかとかも考えずに顔を描いて。
なんかこういう人がいるんだな、ぐらいの感じで描きましたね。
また何回か描くうちに、ムッタと同じ班になってっていう感じで。

そっか。ムッタと同じ班になる前に登場してて。

そうそう。見た目からちょっと年取ってるぞとか、一番この中で年上やなみたいな感じで。
じゃあ、年を取ってることがこの人にとってどういう気持ちで、どういう考えでこの試験を受けに来てるのかっていうのが、だんだんと見えてきた感じですよね。

小山さん流ではないかもしれないけど。最初から最高齢の人を残していって、こうやっていこうって思われてたのかなって。

それもあるかもしれないですけど、JAXAの試験の現場を描くときに、年齢・男女はいろいろいるだろうなと思ったので。バラバラに入れて。
結構年入ってる人も受けに来てるだろうと思って描いておいたって感じですね。

それくらいのぼんやりしたことを、筆に任せてというか。
顔を描かれた後に、ムッタと会話していったり、その場で発言をしていくことによって見えてくるってことなんですか?

うん。そうですね。この人こういう人やなみたいな。
実際に自分が試験に行ったとして、初めて会った人としゃべりながら、「この人こういう人なんだ」って知っていく過程と一緒ですよね。
だから「出会う」っていう言い方をしているんですよね。
最初からキャラクターを決めて登場させたわけではなくて。
「なんかこういう人いるけどどういう人なんやろう」みたいな。
その人としゃべることによって、「この人魅力的な人や」ってわかってきたり、
こういう考えしてるんだみたいなことがだんだん見えてくると。



