小山宙哉ラジオ「ノンノ・バビア」書き起こし第60回「阪急うめだ特別公開編」

2025.12.16 キャラクター誕生秘話ノンノバビア｜ラジオ書き起こし

コヤチュー部プレミアム会員に向けて絶賛配信中の「小山宙哉のノンノ・バビア」。

キャラクターの創造秘話や小山さんの好きなマンガや映画を掘り下げていく企画。
ときには、おたよりを元に本気の妄想をしてみたり。

毎回バクバクなおしゃべりを、ほぼ全文テキストにしてお届けします。

阪急梅田本店にお越しの皆様、こんにちは。

『宇宙兄弟』スタッフ担当編集コムロです。

『宇宙兄弟』作者の小山宙哉です。

現在（2024年）、3月27日から4月2日まで、

阪急梅田本店さんと宇宙兄弟のコラボレーションを開催中です。

（イベントは終了しています）

今年で5回目です。

ありがたいですね。

そこで今、流れているということなんですけれども。

今回は、このラジオを特別公開編として、僕が現地にいますんでね。

解説を加えながら、一緒にみんなで聞こうというイベントをやりたいと思っております。

ふだんは、コヤチュー部プレミアムのファンクラブの中の番組として、配信しているラジオですが、どんなコーナーをやってきたかというのを、ちょっとおさらいしていこうと。

趣旨としては『宇宙兄弟』の裏話、制作秘話、最近あった出来事、リスナーの質問に答えるというのがあるんですけれども。

コーナーとして、シーン創造秘話。たとえば、27巻せりかの涙。せりかがISSで涙を流すシーンをどうやって作ったか。どうやって描いたかという話ですよね。

結構ね、漫画の裏話的なところを、割と話してるほうじゃないですか。

普通内緒にするような、普通の作家なら語らないところを。

内緒というか、話さなくていいでしょうっていう。

話すのが野暮という方もいらっしゃるかもしれない。

まあね。

話さないほうがいいよねっていう意見もあるかもしれない。

ファンクラブ限定で、本当に大好きだから知りたいって言ってくださる方がいるので。

割と正直に話してますよ。

嘘なく、真面目に話してますよね。

小山さんが音楽もお好きなんで、小山さんのプレイリストに入っているアーティストを紹介していただいたり。

音楽趣味を紹介していますね。

あと「映画がエエガナ」っていうコーナーもありますね。

関西っぽいですね（笑）。タイトルが。

これ横浜で録ってますけど、タイトルは関西（笑）。

映画の面白いところを話したりとか、マンガ的な目線で見て感心する部分をね。こういうところ上手いな、みたいなところを話したり、そういうコーナーですね。

あとは、「小山宙哉の妄想劇場」っていうコーナーがあって。

元々は小山さんが脳内でお話を作っていて。脳内でキャラクターが動いていて、その動いている様を描いているという、小山さんのマンガ創作術というか、やり方を聞いているわけですけれども。

そうですね。

だから、1個シチュエーションを小山さんに渡したら、その人たちが勝手に動いていってくれるっていうか。

キャラがある場合はね。

皆さんに「キャラがありそうな人」を目撃したら送ってきてもらってるんですよね。

そうですね。日常の中で「あれ？」って思うような違和感というか。ちょっと「なんで？なんで？」みたいな疑問に思うような人とか、物の状態とかを見た時の「理由を教えてください」みたいな感じです。こんな人見ました、と。

それを送ってきてくれるので、「それはこういう理由です」みたいなのを妄想で答えていくっていうコーナーですね。

妄想なのか、答えなのか。

小山宙哉先生が出してくれるっていう、ありがたいコーナーなんですけれども。

ということでね。1個妄想劇場をここでやってみようと思います。

これを聞いてね、面白いと思ったら、たくさんラジオが配信されてるんで、ぜひご入会をご検討ください。

めちゃくちゃ勧誘ラジオじゃないですか（笑）。

歩いてる人、勧誘するんですね。

めちゃくちゃ勧誘ラジオ（笑）。

たまにはやらないとなと思います（笑）。

では、本編でやるはずだった妄想劇場を1個、ご紹介したいと思います。

ラジオネーム、コメコさんからいただきました。

「私は通勤で車を毎日運転しています。対向車の運転手さんの顔を見ることがあるのですが、明らかに大声で何かを言っていることがあります。
私何か間違ったことをした？とびっくりしますが、交通違反の心当たりはありません。怒っている感じでもないので、私に向かって怒鳴っているということではなさそうです。私程度が思いつくことといえば、ご機嫌に歌っていたのかな、ぐらいのことなのですが。
小山先生、車の中で大声を出している人というのは、あれは何を言っているものなのでしょうか。ぜひ教えてください」